日本で一番悪い奴らを見てみた 【レビュー/感想】

日本で一番悪い奴ら

キャスト

諸星要一: 綾野剛
山辺太郎:YOUNG DAIS
アクラム・ラシード:植野行雄(デニス)
田里由貴:矢吹春奈
廣田敏子:瀧内公美
猿渡隆司:田中隆三
岸谷利雄:みのすけ
小坂亮太:中村倫也
漆原琢磨:勝矢
桜庭幸雄:斎藤歩
沙織:白石糸
エリコ: 松岡依都美
ソープ嬢:美泉咲
栗林健司:青木崇高
加賀谷力:木下隆行(TKO)
国吉博和:音尾琢真
村井定夫:ピエール瀧
黒岩勝典:中村獅童

オススメ度

★★★★☆

レビュー/感想

ひょんなことから警察となる

主人公諸星は柔道が強く、柔道の強さが見込まれ警察へ。
警察になるも、成績を上げることができず、
成績の上げ方を先輩から教えてもらう。
それは、悪の中に飛び込み、情報を抜き出すことだった。

「悪人」でもすごかったですが、
ピエール瀧のそのスジの方の演技はホントはまり役ですよね。
今回も、見ごたえがある演技でした。
「犯罪者を無くすには、産婦人科の先生になって赤子を皆殺しにするしかない」
というセリフは、インパクトがありました。

「そしていい女を抱け」という教えから、ユキを手に入れることに。

タイトル通り、これから悪に堕ちていきます。
私は、こういう映画が大好物です!

悪に飛び込む

先輩の教え通り、悪に飛び込むため、
手当たり次第にチンピラを捕まえ、名刺を渡していく。
するとある日、一本の電話が。
あるチンピラが、アニキ分がクスリを持っているとリークする。
アニキ分の家に殴り込み、クスリを発見。
この手柄をたたえられ、ゆがんだ警察官となっていく。

恐ろしいのが、これがノンフィクションということですよね。
大人になって、周りからの警察の知り合いとかの話を聞くようになりましたが、
所詮は人間なんですよね。ニュースでも警察の犯罪は絶えませんしね。

諸星役の綾野剛のチンピラっぽい演技なかなかよかったです笑

アニキ分の親分登場

子分を失ったら親分も黙っていません。
親分(黒岩)に呼び出された、諸星は迫力におされることなく対抗したところ、
仲間(兄弟分)に引き入れることに成功する。
そのツテから、日本人(太郎)とパキスタン人(ラシード)の子分も仲間に加わる。

このパキスタン人役、お笑いのデニスの植野です。完全に外人で笑えます。
中村獅童のこういう役もはまりますね!かっこいいです!

密輸アンド密輸

札幌の道警では、チャカやクスリをいかに取り締まれたかで、評価が決まる。
ここでは、取り締まるための違法行為は黙認されていた。
諸星は、経費でチャカを仕入れ、道警のエースと呼ばれるほどになっていった。
私生活は派手になるも、エースの座を守るために身も削っていた。
そこで、クスリの密売にまで手をだすことに。

もう一度言いますが、ノンフィクションなんですよ。
警察を見張る警察がいないといけませんよねこんなの。
でも、いたちごっこになりますかね。
この辺からユキはほったらかしにされます。諸星、クズすぎる。

兄弟分の裏切り

エースの期待はどんどん大きくなり、悪事のスケールも大きくなっていった。
そして今までに無い規模のクスリとチャカの取引計画がはじまる。
柔道で鍛錬を積んだ結果、相手組織に警察と見破られかけるも、
黒岩の機転により、予定通り計画が取り決められる。

決行前、裏で黒岩は取引のことで組に脅される。
決行日、大量のクスリの搬送を頼まれた黒岩が逃げてしまう。
諸星は、取引組織、道警から追い込まれることに。

黒岩の裏切りは予想していませんでした。
ちょっと、これは残念でした。
最後まで兄弟分は裏切れねえっていうキャラかと思ってましたので。。

クスリに堕ちていく

ほったらかしにしていた、ユキが店をやめていた。
ユキの部屋に行くとそこには、クスリ漬けになったユキがいた。
「クスリはムショじゃなきゃなおらねえ」と放ち、ムショ送りに。。

そして追い込まれていく諸星は、
自らも一度だけという感覚で、クスリに手を出す。

いつも、クスリ堕ちの映画見ると、怖いなあと改めて思いますね。
ダメ、ゼッタイ。
クスリに手を出した、綾野剛の演技は迫真でした。
ホントにやったときも、よだれとかでるんですかねえ?

そして、とばされる

大規模取引を失敗に終わらせたツケは大きかった。
諸星は地方にとばされることに。
風貌がどこか汚らしくなり、言動も普通ではなくなる。
柔道がとても強かったはずが、そこらのガキに簡単に投げ飛ばされてしまう。
投げとばされた諸星は、倒れたまま空を見上げる。何を思ったのか。

原稿用紙に、「悪を討つ」みたいな言葉をひたすら書いているシーンが、
本当に悪を無くしたいという思いはあるのだが、
色々とずれていってしまったことを物語っているのかなと思いました。

元子分の自首

元子分(太郎)は、行き場を無くし、嫁も子供も全て失っていた。
全てを失った太郎は、自首をした。
自首が元になり、諸星も逮捕されることに。
逮捕された諸星に一人の人間が訪れる。
その男は検事であり、道警の悪事を知っていたのだ。
道警全体が悪であり、諸星は被害者だと説くも、
諸星が口にしたのは、道警のやり方は間違っていないだった。
その後仲間の自殺を知り、事実を話すも、
この件で捕まったものは他にいないという内容で終わります。

諸星は、ある意味まっすぐな男であり、
異常なやり方に疑問をもつよりも、
これで悪が減ると本当に思っていたのかもしれませんね。
そして、クスリに堕ちていく結末は、いつみてもモヤモヤしてしまいます。

○○を観てみた 目次

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